2013年08月03日(土) 18:00
創設されて今年がまだ5回目の新しい重賞。3歳馬限定のダート重賞は、JRAではこの1800mのレースと、6月の「ユニコーンS」1600mしか組まれていない。そのため、のちのトップホースを送る登竜門のレースとしての役割を持つのは当然だが、過去4回の出走馬はその期待を少しも裏切っていない。
09年、第1回の勝ち馬トランセンドは、ジャパンCダートなどGI格のレースを4勝するチャンピオンに育ち、ドバイWCでも快走した。第2回の勝ち馬になる牝馬ミラクルレジェンドは、交流重賞を中心に計12勝も記録し、3着だったソリタリーキングもマーキュリーCなどここまでに9勝を挙げている。昨年の勝ち馬ホッコータルマエのそのあとも素晴らしく、帝王賞を含め現在5連勝中、もう通算9勝である。
この距離1800mにマトを絞るようになってから、1戦ごとに充実しているインカンテーション(父シニスターミニスター)から入りたい。1800mの走破タイムを使われるごとに短縮していると同時に・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。