避暑派2頭はいま/吉田竜作マル秘週報

2013年08月07日(水) 18:00 3

 夏の小倉はとにかく暑い。「朝晩に風があるだけ栗東よりマシだよ」とは坂口調教師だが、現地関係者によれば「ちょっと記憶にないくらい暑いですね」。記者は夏の小倉開催には毎年のように出張しており、生まれも九州なので暑さには慣れているはずなのだが、それでも耐えがたい。経費の問題や自ブロック制度の影響もあるのだろうが、この暑さも小倉競馬場の滞在馬が減っている要因の一つになっているのかも…。

 人間でもかなりこたえるのだから暑さに弱いサラブレッドはなおさら。先週の小倉記念で滞在したマイネルラクリマ(結果は惜しくも3着)の平田助手は移動式のミスト噴霧器を美浦から持参。さらには「目隠しと日よけのために、ホームセンターでヨシズを買ってきた」と独自の避暑対策を取っていた。

 競馬に夏休みがない以上、人も馬も暑さとはうまくやっていくほかないのだが、ベストはやはり「涼しいところでの放牧」。特に体力をつけ、馬体をつくっていく時期にある2歳馬にとって、夏の過ごし方は大事になってくる。

 “避暑”を早くから決め込んでいたのが・・・

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東京スポーツ

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