今年は函館で行なわれる、夏の最重要レース札幌記念。夏開催の後半なので、移動柵が内ラチから約7m外に設置されたCコースで行なわれる。函館がCコース施行になるのは非常にめずらしく、幅員が21〜22mになるという。内の芝の痛んだ部分がカバーされ、コーナーが大きくなり、幅員が狭くなった小回りコースで一般に有利なのは、先行タイプだが……。重賞レースが函館Cコースで行なわれるのは、1996年、マイネルマックスが函館3歳S(旧)を制して以来になる。当時の記録をみたが、多頭数レースが少なく、内有利も、外不利も関係なかった。むしろ、心配は雨。予報以上の降雨量だと、やけにデキが良さそうなレインボーダリアは一気に売れることになる。

　少々の降雨なら、むしろプラスになるとみて・・・