2013年08月27日(火) 12:00
今年の新潟記念は、特別登録頭数が14頭だった。数週間前に週刊誌の原稿を書いて「想定馬少ないな〜」と思っていたのだが、それもそのはずだ。登録の段階でフルゲートをかなり割れている。
ハンデG3、しかもローカルという敷居の低い条件なのに、登録馬が少ないというのは意外である。しかも近年は高齢馬が現役として残ることも多く、あっちもこっちも混んでいる状況。入れるところにめざとく登録してくる馬も増えているだけに、ちょっと意外だ。
2003年から現在までに、3歳限定や牝馬限定を除く芝1800-2000mのハンデG3は全部で108レース行われている。そのうち頭数が14頭立て以下だったのは19レースのみ。12頭以下となるとそのうち10レースのみである。
しかも・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。