オーバルスプリント展望&戸塚記念回顧

2013年09月10日(火) 18:00

◆オーバルスプリント展望
(9月12日 浦和 サラ3歳以上 別定 jpnIII 1400m)

「オーバルスプリント」は、前身「テレビ埼玉杯」。平成17年に距離変更(1900→1400m)、その2年後レース名もリニューアルされ、さらに一昨年からは出走枠がJRA、地方他地区所属馬にも振り分けられた。今年第3回目、晴れて…という形のグレード入り。9月初旬、実質まだ夏競馬だけにメンバーレベルはやや低いが、そのぶん馬券的には面白いともいえるだろう。実際前2年、それぞれ1番人気=5・4着。一筋縄ではいかない決着となっている。以下、過去2年間の成績から、今後予測される傾向をまとめてみた。

 (1)…波乱含み。前述通り1番人気は、23年ナイキマドリード5着、24年ダイショウジェット4着。夏〜秋の転換期、各馬体調把握が難しいというしかない。波乱が前提。

 (2)…JRA優勢。23年1・2着、24年1・3とJRA馬。しかも昨年2着トーセンアレスはJRAから転入初戦(小久保厩舎)で、実質ワンツースリーという見方もできる。

 (3)…快速型。23年トーホウドルチェ2着、24年アースサウンド優勝と牝馬好走。今年はトウホクビジン1頭で脈が薄いが、総じて・・・

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吉川彰彦

日刊競馬地方版デスク、スカイパーフェクТV解説者、「ハロン」などで活躍。 恥を恐れぬ勇気、偶然を愛する心…を予想のモットーにする。

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