ステップレースらしい結果/セントウルSパドック回顧

2013年09月10日(火) 18:00 14

 セントウルSはハクサンムーンがロードカナロアを破り優勝。パドックでの状態は特に良く見せるタイプではありませんが、この馬としては順調。明らかな展開利があったことと、ロードカナロアの枠や斤量を考えてこちらに本命を打ちました。横の比較だけで見ると明らかにロードカナロアの方が良く見えるので、このような縦の比較というのは重要になってきます。前走や前々走がどんなデキでどんなパフォーマンスだったのか、これらを把握することで力関係の把握は精度が高くなるでしょう。本番ではこのような楽な競馬にはならないと思いますが、今回に関しては強いレースだったと思います。

 2着に敗れたロードカナロアは、馬体重こそ増えていませんでしたが、いかにも休み明けという感じの仕上がり。これを使ってグンと良くなってくるのは目に見えていますし、定量戦となる次走はまず取りこぼさないと思います。

 3着のドリームバレンチノはトモの張りがもの足りませんでした。これを使って・・・

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古澤秀和

中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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