2013年09月14日(土) 18:00
次週の神戸新聞杯も同じようなトーンを持つトライアルになって久しいが、ローズステークスと秋華賞の結びつきは信じ難いほど強力になり10数年が経過した。変則開催のため、ローズSが中京でおこなわれた2006年を別にした最近10回。秋華賞の連対馬20頭のうち、実に18頭までがローズS出走馬によって占めれている。同じ2頭の1、2着の年が4回もある。
これには、関西馬強しがもう固定していること。もう一つは、本番も未知の距離ではないことが関係し、さらには、牝馬の場合、G1で勝ち負けできるようなAランクのトップホースは、例年、限られることもある。それを物語るように、最近10年のローズS連対馬20頭の中に、春の桜花賞にもオークスにも出走していなかった馬は、わずか1頭しか存在しない。
ローズSの3着馬の中には、春のクラシック不出走馬が4頭。秋華賞3着馬の中には、ローズSに不出走馬が8頭もいるから、この路線の3連複や、3連単のカギを握るのは、3着馬であることが多いパターンも忘れないでおきたい。
今年の3歳牝馬の特徴は、あくまでここまでの印象だが・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。