秋華賞の馬券が面白くなった/ローズSパドック回顧

2013年09月17日(火) 18:00

 秋華賞トライアルのローズSは1番人気のデニムアンドルビーが、最後方から捲り差しを決めて優勝。馬体は春よりも厚みが出て良くなっていましたし、ツナギが立ち気味なので渋った馬場もこなせました。返し馬の動きは特に良かったです。ただ、レースでは行き脚がつかず、序盤に大きく離されたように内回り2000mで行われる秋華賞に向けては課題も残りました。ゴールドシップの鞍上と同じ内田騎手だけに、似たような競馬で臨むと思うのですが、レースの適性としては合わないと思います。

 2着のシャトーブランシュは筋肉がしっかりと付いた迫力ある馬体で、道悪のうまさで上位に来たと思います。返し馬の動きも素晴らしく、豪快という表現がぴったりの動きでした。軽い馬場向きではないので、本番は大雨でも降らなければ厳しいでしょうが、雨が降るようならまた穴をあけるかも知れません。

 3着のウリウリは春に比べてトモの筋肉がしっかりと付き、理想的な体つきになってきました。3走前あたりからしっかりと差せていますが、レースの「型」も定着してきた感じです。軽い馬場は合いますし、本番に向けて視界良好というところでしょう。

 4着のメイショウマンボは・・・

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古澤秀和

中央競馬で全レースのパドック・返し馬を徹底観察。繋(つなぎ)や蹄、体型、骨量、筋肉の量・質、関節の柔軟性や、脚元、馬具などのデータを採取。そこから競走馬の能力、適性などに加え脚質も見抜き、馬券を組み立てる。パドック派にありがちな本命予想ではなく、複勝で10倍を超えるような穴馬を見つけるのが得意。

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