2013年09月27日(金) 18:00
秋のスプリントチャンピオン決定戦は中山の芝・1200m、外回りコースで行われる。
発馬して約500mほど高低差約3mの坂を下っていく。 その後は約300mのフラットコースが続き再び下り坂に入る。 最後は中山名物の急坂が待ち受けるという厳しい舞台設定だ。
前半のペースが速く後半はしのぎ合い。条件級では上がりの数字を要することが多い。
ただ、重賞ともなると前半も後半もシビアなラップが要求される。 まして最高峰のGIである。
昨年の覇者ロードカナロアの走破時計は1分6秒7。これはレースレコードでありコースレコードでもある。 前半3Fのラップは32秒7。それでいて上がり3Fも34秒0という厳しい流れだった。
ロードの勝ち方には余裕があったが掲示板を占めた他の馬も接戦を演じている。 高速化が顕著な馬場でスピードとパワーの双方が求められるのが現在のスプリンターズSだ。
脚質こそ違えどどの馬もスピードは秀でている。 ポイントは・・・
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藤村和彦
1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。