2013年10月01日(火) 12:00
毎日王冠は、とにかく前走G1組が強いレースである。 過去10年の、前走クラス別成績は以下の通り。
・前走クラス [勝率 複勝率 単回収率 複回収率]
・1600万下 [33.3% 33.3% 1480% 233%] ・OPEN特別 [0.0% 0.0% 0% 0%] ・G3 [2.1% 12.5% %4 70%] ・G2 [0.0% 15.0% 0% 83%] ・G1 [15.4% 34.6% 163% 120%]
準オープンから来た馬は(1.0.0.2)で、人気薄のチョウサンが勝ったため極端な数字になっているが、これは毎回狙えるパターンとは言えないだろう。それよりも、のべ48頭出走している前走G3組が(1.0.5.42)とほとんど連対しておらず、その一方でG1組が(8.3.7.34)と強い点に注目したほうがいい。
しかも前走G1組は単複ともに回収率がプラスとなっている。これは05年9番人気1着のサンライズペガサスや、昨年12番人気2着のジャスタウェイが効いている。 ここで重要なのは・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。