赤本で▲△にしたセール出身馬(須田鷹雄)

2013年10月01日(火) 18:00 14

 赤本で巻末リストのシルシを付けているとき、自分として楽しいのは実は◎や○ではなく、▲や△を付けているときだ。正確には▲や△全部ではなく、その一部である。

 その一部とは、セールで見ていて良いなと思っていた馬たちである。中には現3歳のサトノノブレスや2歳のライザンのように◎にまでしてしまうケースもあるが、「ま、それほど高馬でもないし、あくまで自分ごときの見立てだしな~」と思いつつ、それでも走ってほしいので△を付けたりするわけである。

 今回はそんな中から既に走った馬や入厩した馬を何頭か紹介してみよう。

 まずはチェーザレ(母エレガントトーク)。セレクトで購買した馬主が同級生ということもあって贔屓含みの▲だったが、産地馬体検査で見たときの印象も良かった。本当はもっと早くに入厩しても良かったのだが、9月に新馬2着だからまあ悪くはない。続戦で東京を使う予定。母エレガントトークは繁殖牝馬セールで売られたと記憶しているが、売られた繁殖の仔がちゃんと勝つケースはけっこうある。

 初戦がダメだった例が・・・

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