2013年10月04日(金) 18:00
毎日王冠の舞台は東京の芝・1800m。 2角の奥が発馬地点で回るコーナーは3つ。
とはいえスタートの位置の関係で2角の形態は非常に緩やかである。 実質的には3角-4角のみのワンターンのコースと考えていいだろう。 形状から必然的にまぎれが生じにくい。 スピードの持続力と瞬発力をバランスよく求められるため参戦馬は見た目以上に厳しい戦いを強いられている。
コース形態を踏まえて当レースの特徴を考えてみたい。
開幕週に行われる。これが最大のポイントではないだろうか。 本質的にはマイラーにとって楽ではないステージだが秋の東京で最初の開催である。 良好な馬場コンディションで争われることが多いためか残り200mを踏ん張り切るケースが目を引く。 高速決着が定番化していることでマイル路線を歩んできた馬でも好勝負が可能なのだろう。
ただ本来は・・・
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藤村和彦
1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。