秋華賞の狙いは「ローズS出なかった組」/トレセン発秘話

2013年10月09日(水) 18:00

 前哨戦に強くて本番に弱い。中尾調教師がマジンプロスパーに抱くイメージはそのようなものだったという。12年阪急杯に快勝して本番の高松宮記念は5着。翌年の阪急杯もロードカナロアの0秒1差(2着)に食らいつきながら本番では6着と差を開かれた。それが、今年のスプリンターズSは見せ場たっぷりの0秒2差4着。これにはトレーナーも「やっとGIでも走ってくれた」と安堵の表情だ。

 前哨戦に強くて本番はダメ。確かにこんなタイプの馬はいる。単純にGIでは力が足りないのか、それとも常に全力で走ってしまうからGIではお釣りが残っていないのか、理由は様々だろう。

 デニムアンドルビーがそのタイプと断言するわけではないが・・・

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東京スポーツ

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