2013年10月16日(水) 18:00
今年の2歳戦線は異常なまでに牝馬が強い。世代初の重賞となった7月21日のGIII函館2歳Sでクリスマスが勝ったのを皮切りに、GIII新潟2歳S(ハープスター)→GIII札幌2歳S(レッドリヴェール)→GIII小倉2歳S(ホウライアキコ)、そして今月5日のGIIデイリー杯2歳Sでホウライアキコが重賞V2と、2歳重賞5戦をすべて牝馬が制している。
ちなみに本賞金が加算される「重賞2着」で見ても、牡馬は新潟2歳Sのイスラボニータ、デイリー杯のアトムの2頭のみ。牡馬の有力どころにとって、この現状は「しめしめ」といったところだろうが、それはそれで少し寂しい気も…。
4回阪神最終週の新馬戦を圧勝したバンドワゴン(石坂)、4回京都開幕週でセンスの良さを見せつけたヴォルシェーブ(友道)といったあたりが、5回京都2週目の500万下・黄菊賞(11月9日=芝外1800メートル)を目標にしており、その翌週にもGIII東京スポーツ杯2歳S(11月16日=東京芝1800メートル)と注目の番組が続く。仮にこのあたりでも牡馬が勝ち名乗りを上げられなければ、来春の牡馬クラシック戦線の盛り上がりにも影響が出そう。
以前にも触れたが、この要因の一つに・・・
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