「ジェンティル宝塚以上」を証明/トレセン発秘話

2013年10月23日(水) 18:00

 トレセン近郊の育成場を活用した短期放牧が多用される今の時代、入厩2週間での出走は当たり前。休み明けの馬の仕上がりを調教量だけで推しはかるのはなかなか難しいが“縦の比較”で見るとある程度の概要はつかむことができる。今週の天皇賞で、宝塚記念(3着)以来のぶっつけでGI取りをもくろむジェンティルドンナ。その仕上げがどれだけのものであるかを見極めるにも、その手法が有効だ。

 3歳秋のローズS、今年のドバイシーマクラシック、宝塚記念と2か月半以上の休み明けでレースに臨んだことが過去3回あるが、注目すべきはその調整日程の違い。カギとなるのは毎回休養の際、利用されるノーザンしがらきからトレセンに戻ってきた帰厩日だ。

 ローズSの時は・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

新着コラム

コラムを探す