菊花賞で3着に走った、欧州の一発屋血統バンデ。当日は単勝、馬単、3連単のアマタだけが3番人気に上昇。複勝、3連複、馬連の人気は2着のサトノノブレスに譲る形の実質5人気。

　逃げ馬、重巧者だから単勝が売れるのは当然ですが、GIレースであってもローカルのような馬券の売れ方。レースの質だけではなく、馬券の傾向までもがローカルのような菊花賞でした。

　ところでバンデは、本日発売の「血統ビーム黄金ガイド」にも書かれているように、良馬場発表以外の重い馬場で期待値が上昇する系統であり、マル外の激走条件にも該当する馬。

　ただ「期待値の高いデータを知っていても、馬券で必ず勝てるわけではない」「後からならいくらでもいえる」と本で書いた通りのことを、著者が懲りずに実演したのもなんとも情けないところですが。

　さて、日曜は天皇賞秋。
　血統的に「日本のローカル」指向が強い菊花賞とは対照的に・・・