マイルグランプリ展望&平和賞回顧

2013年11月05日(火) 18:00 2

◆マイルグランプリ展望
(11月6日 大井 サラ3歳以上 別定 南関東SII 1600m)

「マイルグランプリ」は平成7年創設、今年第20回目を迎える南関東SII。かつて帝王賞トライアル(4~5月)として施行された当時と較べ、顔ぶれなど数段軽くなってしまったが(コンサートボーイ、アブクマポーロ、アジュディミツオーなどGI級優勝)、それでも例年フルゲート16頭。“にぎやかで目移りする重賞”が、一つ新しい伝統にはなりつつある。東京盃(1200m)組、東京記念(2400m)組、日本テレビ盃(1800m)組が一堂に会すること。そこに夏の上昇馬が加わり、さらに春のクラシックを経験した3歳馬も出走可能であること。見渡して今年も混戦、人気自体が読みにくいメンバーになった。JRA芝GI級スマイルジャックの転入、戸崎、岩田両Jの参戦なども、“目移り”“迷い”を、一段と増幅させる。

 (1)…波乱含み。1人気[2-1-3-4]、2人気[2-2-2-4]、3人気[3-0-1-6]。どれをとっても信頼度ひと息で、過去10年、1→2番人気の決着が1度もない。昨年は10番人気ラインジュエル2着、馬複9770円。

 (2)…大井VS船橋。大井=5勝、2着5、船橋=4勝、2着4とほぼ互角。ただ昨年・・・

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吉川彰彦

日刊競馬地方版デスク、スカイパーフェクТV解説者、「ハロン」などで活躍。 恥を恐れぬ勇気、偶然を愛する心…を予想のモットーにする。

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