2013年11月06日(水) 18:00
ヨハネスブルグ産駒が大ブレークした夏から季節が変わったことで風向きも変わったのか、意外な馬の産駒が鮮烈な活躍を見せている。スクリーンヒーロー産駒だ。
現役時を振り返ると、GI初挑戦の08年ジャパンCでウオッカらを破る大金星を挙げたものの、GIタイトルは結局この1勝だけ。吉田照哉名義、社台ファームゆかりの血統というバックボーンがありながら、社台スタリオンステーションではなく、レックススタッドで種牡馬入りしたのも微妙な印象を与えた。
ところが馬と人の縁は面白いもの。今年の北海道トレーニングセールでハロン10秒台のラップを連発した馬が出現。それを目ざとく落札したのが同じ社台グループにあたるノーザンファームだった。その馬こそが土曜(9日)のGII京王杯2歳S(東京芝1400メートル)でも主役を張ろうかというモーリス(牡・吉田)だ。代表である吉田勝己氏の妻・吉田和美名義で10月6日の京都新馬戦(芝内1400メートル)に出走し、レコード勝ちという派手なデビューを飾っている。
「今は馬持ち(持ち乗りの調教助手)で攻め専じゃないから」と前置きしながらも・・・
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東京スポーツ
2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。 関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。 関連サイト:競馬トウスポWeb