丸山は“ローカルの新帝王”になれるか/トレセン発秘話

2013年11月07日(木) 18:00

 ちょっとした異変と言っていい。週初めの美浦トレセンで、根本康広調教師が珍しく愛弟子・丸山元気を褒め上げた。

「向正面で人気馬がマクってきた時、一緒になって動かなかったろ? そこが勝因。アイツもローカルだと周りを見る競馬ができるもんだな」

 振り返ったのは先週日曜の福島9R3歳上500万下(ダ1700メートル)。管理馬ポルスターシャインが測ったような差し切りを収めた一戦だ。デビュー時から「元気なのは名前だけ。もっとガッツを表す競馬を見せなきゃ」などと辛辣エールを送り続けてきた師が相好を崩すのだから、よほど感心したのだろう。デビューから5年、その成長の跡を宴会野郎もテレビ画面越しに感じ取った。

 それでも…。後に続いた・・・

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東京スポーツ

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