エリザベス女王杯を獲る

2013年11月08日(金) 18:00

 どのコースにおいても良績を重ねているディープインパクト産駒。
 とりわけ外回り+長い直線という組み合わせでには強い。
 エリザベス女王杯の舞台である京都の芝・2200mも例外ではない。
 いや“主戦場”と呼んでいいほどのステージだ。

 記憶に残るのは昨年の京都新聞杯。上位4頭を同馬の産駒が席巻した。
 今年もキズナが同レースをステップにしてダービー制覇につなげている。
 当レースの18頭のうち4頭が父にディープインパクトを持つ。

 前記したことを踏まえて過去10年の連対馬の脚質を振り返ってみたい。
 差し・追い込みタイプがやや有利だが好位につけた馬も逃げ・先行組も踏ん張っている。
 限定戦のGIだ。
 牝馬という大枠のなかで格が求められるのではないだろうか。
 そして年度によって有力勢の脚質がレース展開を左右する。
 当レースの特徴だと認識している。

 ヴィルシーナを推す。
 正直な馬である。
 前哨戦と本番によって・・・

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藤村和彦

1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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