2013年11月16日(土) 18:00
安田記念と比較すると、京都のマイルCSは順当な結果が多いことで知られる。中間地点に上り下りの坂があるため、前後半のバランスを失わない落ち着いたペースになることが多いからである。
ただ、そういうバランスの取れた流れが以前は多く、そこで、かつては順当な結果が多かったというべきで、1番人気馬が通算【14-8-0-7】なのには、最初のうち【7-4-0-0】と、ほとんどパーフェクトだった成績が含まれるからである。
例の、馬連だけの当時にはきわめて珍しかった1995年のトロットサンダー、メイショウテゾロの10万馬券以降は、京都でもハイペースの年が含まれるようになり、また、逆のスローペースの年も出現し、とくに近年のマイルCSは波乱必至に近い。最近5年は、各年ごとに「10、14、13、11、5」番人気馬が馬券に絡んでいる。今年は最初から人気が割れ、かつ、上位人気は一転二転しそうな混戦である。能力の目安になるレーティングの数値も、118から110の間に13頭もが固まっている。もとより接戦、波乱必至だろう。
サンレイレーザーを狙いたい・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。