芝中距離で期待大、Giant's Causeway産駒のサトノアスカ

2013年11月20日(水) 12:00


アサクサハピネス(牝 美浦・藤沢和雄 父ゴールドアリュール、母エアピース)

 3代母グリーミングスマイルは名種牡馬 Alydarの半妹で、Our Mims(米3歳牝馬チャンピオン)の4分の3同血、という超良血。その良質な影響を受けたためか、このファミリーはコンスタントに活躍馬を出している。母エアピースは関東オークス(G3)2着馬で、繁殖成績も優秀。リバティバランス(父ネオユニヴァース/OP)、サトノプライマシー(父ネオユニヴァース/準OP)、ピースデザイン(父エリシオ/準OP)などを産んでいる。「ゴールドアリュール×ティンバーカントリー」はコパノリッキー(13年兵庫チャンピオンシップ-Jpn2)と同じ組み合わせで、ゴールドアリュール産駒の Nureyev3×3といえばシルクフォーチュン(ダート重賞3勝)が思い浮かぶ。マイル前後のダートがベストで、ピリッとした脚が使えれば大物だろう。

クレスコマグヌス(牡 栗東・石坂正 父ハーツクライ、母ライプオレンジ)

 母ライプオレンジは1勝馬だが・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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