ジャパンCを獲る

2013年11月22日(金) 18:00


 まずはジャパンCの舞台である東京競馬場の芝・2400mについて触れたい。

 発馬して1角までが約350m。

 十分な距離があるうえに平坦な状態で最初のコーナーに入る。

 ゆったりとした流れが続くケースが比較的多いためだろう。

 持久力が要求される印象が強い距離の割りに瞬発力勝負になりやすい。

 強力な外国勢が押し寄せた当時は前半のペースが速くなることが多かった。
 日本馬が中心勢力となって久しい。それに伴い有力どころや参戦馬全体の脚質に応じて年度ごとにペースにばらつきが出るようになっている。

 今年はどうか。
 いわゆる逃げ馬不在といっていい状況ではないだろうか。
 ハナを切る存在が押し出されるような格好になれば速いペースにはなりにくいだろう。
 緩やかな流れが続き最後は瞬発力比べに。シンプルな見立てでいいかもしれない。

 ジェンティルドンナを推す。
 前々で戦える利に加え・・・

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藤村和彦

1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。

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