ややメンバー手薄のジャパンC

2013年11月22日(金) 18:00


 今年のジャパンカップは正直なところ選手層がやや手薄。人気も偏るだろうから、人気サイドから攻める場合はかなり絞っていかないとならない。

◆外国馬なら「しぶしぶ」ドゥーナデン

 まずは外国馬3頭から見ていこう。

 ジョシュアツリーは毎年カナディアンインターナショナルのときだけ確変を起こすが、その他のレースではアテにしづらい。昔のジャパンカップは同レースと相性が良かったが、それは当時の北米馬がそこそこ強かったことが影響しており、現在およびこの馬にはあてはまらない。来日歴がなければ騙されてみることもできるのだが、それもできない。  シメノンは平地と障害の両刀使いで面白いキャラクターだが、平地についてはステイヤー色が強すぎる。中山グランドジャンプに来るならちょっと買ってみたいが、ここでは厳しい。  ドゥーナデンもスタミナが勝っている印象だが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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