ジャパンC・2着馬デニムアンドルビーの全妹ヤマノフェアリー

2013年11月27日(水) 12:00


イイヴィ(牝 栗東・友道康夫 父キングカメハメハ、母アリデッド)

「キングカメハメハ×ダンスインザダーク」はショウリュウムーン(重賞3勝)、ラブリーデイ(京王杯2歳S・2着)と同じ。サンデーサイレンスとNureyevを併せ持つ繁殖牝馬はキングカメハメハとの組み合わせで好成績を残しており、トゥザグローリーとトゥザワールドの兄弟や、先々週の福島2歳S(OP)を勝ったエルカミーノレアル、ビキニブロンド(準OP)などが出ている。父キングカメハメハは「Northern Dancer+Secretariat」の構成を持つ血と相性が良好。その理由はキングカメハメハの母の父ラストタイクーンが「Northern Dancer+Mill Reef」で、両者の血統構成がよく似ているからだと思われる。本馬は2代母スワンプリンセスが「Northern Dancer+Mill Reef」なので、ラストタイクーン≒スワンプリンセス3×2という構成。見どころがある配合だ。芝向きの中距離タイプ。

テイエムスカイオー(牡 栗東・岩元市三 父ディープスカイ、母テイエムオーシャン)

 母テイエムオーシャンは桜花賞(GI)、秋華賞(GI)、阪神3歳牝馬S(GI)など5つの重賞を制した名牝。初子から3頭連続でテイエムオペラオー、4頭目にファンタスティックライトを交配したものの、芳しい結果は残していない。5頭目は・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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