2013年12月06日(金) 18:00
◆来春を展望したうえで阪神JFを考える
コースが改修されて以降、今年で8回目を迎える。
06年のウォッカはダービー馬に。07年のトールポピー、08年のブエナビスタ、09年のアパパネはオークス馬となった。 翌春の東京2400m。華やかで過酷なステージにこれほど直結するのだからいかに阪神JFの舞台が厳しいか理解できる。 桜花賞と同じ競馬場であり同じ距離。桜と樫のいずれにもつながる重要な2歳牝馬の頂上決戦だ。
なにしろまぎれが生じにくい設定である。 舞台の阪神競馬場・芝1600mコースは外回りで行われホームストレッチは約473mを誇る。 右回りでは国内で最も長い。最後は勾配の角度が中山競馬場とほぼ同等の急坂が待ち受けるのだ。
タフなコースであることに加えて自然の影響も考慮すべきだろう。 冬の仁川は度々・・・
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藤村和彦
1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。