2013年12月12日(木) 12:00 36
朝日杯FSの週が訪れるたびに強迫観念と闘っている気がする。
信頼に足る1番人気がいたらあれこれ考えずに黙ってその馬を軸にして買えという強迫観念と。
毎年書いているけれど今年も基本はそう。だから書く。
「簡単な競馬は簡単に考えるにこしたことはない」
(できるできないに関わらず)簡単な競馬を難しく、難しい競馬を簡単に考える事をモットーにしている身としては、これがなかなか難しい。
今年は重賞勝利をほとんど牝馬に持っていかれたからか、牡馬陣に重賞1着の勲章を持つ馬が少ない。その牡馬の重賞ホースも出走してないから、ますますはったりの厚みに欠けるメンバーになってしまったように思える。
しかも出走が確定している馬の中に社台系生産馬が2頭(ショウナンアチーヴ&ツィンクルソード)しかおらず、その2頭も悪くはないけれど勝ち切るにはどうなんだろう……、少なくとも1番人気で期待に応える強さまではないように思えるけど……、それでも大生産者系の力に委ねたほうがいいのだろうか……結局人気次第か………などと思ったりもして、少々躊躇してしまう。
むしろ抽選組に社台系で面白そうなのが何頭かいる。けれど・・・
かしわでちょうほう
競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。