松田国厩舎 V字回復の2大要因/吉田竜作マル秘週報

2013年12月18日(水) 18:00


◆「帰ってきた」松田国キュウ舎の快進撃を支える1頭、シンガンに注目

 GIが終わり、残す2歳重賞は今週のラジオNIKKEI杯2歳Sのみ。朝日杯FS以上に「クラシックに直結する」といわれるレースだけに、今年も例年通りに注目を集めそうだ。中でも注目しているのがシンガン。「帰ってきた」松田国キュウ舎の快進撃を支える1頭だ。

 今年の松田国キュウ舎は久しぶりの大ブレーク。2歳馬が勝ち上がってインタビューに下りるたび「今年の2歳は○頭が勝ち上がって…」と松田国調教師がうれしそうに「○」の数字を増やしていく。その数字は15日終了現在で「9」にまで達した(別に1頭、勝ち上がりの転キュウ馬がいる)。その中でも「切れ味がすごい。今年のウチの中でも一番じゃないか」というのが、このシンガンなのだ。ここまで3戦していずれも上がり3ハロンはナンバーワン。それも重い函館の馬場から、阪神の坂、軽い京都の馬場とそれぞれ違う条件で叩き出しているのだから価値は高い。

 この突然の“復権”の裏には何があったのだろうか。最近の松田国調教師のコメントによく織り交ぜられる・・・

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