2013年12月25日(水) 18:00
◆来春のクラシックは性別を超えた激しい戦いに
今年最後となる当コラム。通り一遍ではあるが、2歳戦を振り返りつつ、来年の牡牝クラシック戦線を占ってみたい。
ただ、冒頭に書いてはみたものの、どちらの路線も命運を握っているのはたけき少女たち。今年の阪神JF、馬場を考慮すると走破時計(1分33秒9)はかなり速い。内容も朝日杯FS以上に濃かった。1着レッドリヴェール、2着ハープスターはいずれも夏以来のぶっつけ本番。リヴェールなどは馬体を減らして418キロでの出走だった。2頭にタイム差なしの3着だったフォーエバーモアも侮れないが、臨戦態勢の差などから上位2頭は抜けた存在と言える。
そして、来年の桜花賞に向けて、より自信を深めたのは勝ち馬のレッドリヴェール陣営だろう。
「しっかり乗れてはいたし、内心自信はあったんだ。カイバ食いが細いのでレースが終わると体がなかなか戻らないこともある馬。ただ間隔が空いても問題がないのはわかった。自分としてはトライアルを挟まずに桜花賞に直行したほうがいいと思う。桜花賞の後はオークスかダービーは使うだろうから」と北村助手。
乗り込めばレース間隔など関係なしに全能力を発揮できる、というのは大きなアドバンテージ。これでカイバをもう少し食べるようになれば、桜花賞制覇の確率はグッと上がりそうだ。
ただ・・・
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