ハンデG3の斤量減組

2014年01月02日(木) 18:00

 東西金杯のようにハンデ重賞だと、斤量の軽い馬、あるいは前走に比べて斤量減になる馬に目が向きがちだ。

 今回注目したいのはそのうち「斤量減」についてである。

 ハンデが軽くなること自体は悪いことではないが、どのような経緯で前走より軽くなっているのかは考える必要がある。

 まず考えられるのは、オープン入り緒戦でかつ前走がある程度斤量を背負う形だった場合。
 2つめは、前走が別定等で自分の持ちハンデより重かった場合、3つめは成績不振で持ちハンデ自体が切り下げられた場合だ。

 ハンデ戦といっても、ハンデキャッパーの裁量には限界がある。簡単にハンデを下げていたら、それを見越して連敗を重ねる馬も出かねないからだ。それでもハンデが下がるということは、それだけ手詰まりの状況にあることを示唆する。

 では結局どういう馬が買いなのか・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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