2014年01月08日(水) 12:00
●ウエスタンゼウス(牡 美浦・大竹正博 父Pulpit、母Boom Town Girl) 母Boom Town Girlはモンマスオークス(米G2・ダ8.5f)2着馬。父PulpitはTale of the Catの従兄弟、ヨハネスブルグの近親にあたる良血で、種牡馬としても多くの活躍馬を送り出して成功を収めた。日本ではピットファイター(04年武蔵野S-GIIIなど重賞3勝)やパイロ(本邦輸入種牡馬)の父として知られている。Pulpitの父A.P.Indyは現在アメリカで最も勢いのある父系のひとつ。Mr.Prospectorとの相性の良さには定評があるが、このところFappiano(父Mr.Prospector)と組み合わせたケースの成功が目に付く。アメリカで注目を集める若手種牡馬Tapit、Bernardini、名牝Royal Deltaなどなど。本馬はこのパターンにあてはまる。母がこれまでに産んだ最も優れた産駒はやはりA.P.Indy系だった。ダート向きの中距離タイプ。
●エアカページ(牡 栗東・笹田和秀 父キングカメハメハ、母エアメサイア) 秋華賞(GI)とローズS(GII)を勝ったエアメサイアの息子。伯父にエアシェイディ(08年アメリカJCC-GII)がいる。2代母・・・
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栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG