2014年01月16日(木) 12:00
特待生として扱ったディープインパクト産のミッキーアイルが1着した。
まだ重賞は4レースしか行われていないけれど、ディープインパクト産は出走重賞3レース、すべてで馬券に絡んだことになる。
中山金杯 ディサイファ 1人気3着 サクラアルディード 4人気9着
京都金杯 エキストラエンド 6人気1着 オースミナイン 1人気2着 トーセンレーヴ 4人気8着
シンザン記念 ミッキーアイル 1人気1着
6頭出走して、2-1-1-2。 先週も書いたけれど、やっぱり今年もディープインパクト産を無視しては馬券は取りきれない。
今週の重賞は日経新春杯と京成杯。どちらにもディープインパクト産が有力馬として出走する。
日経新春杯 サトノノブレス55 ルメール 予想1人気(水曜夕方。以下略) ラウンドワールド55 岩田 予想4人気
同じ4歳でハンデも互角。ハンデキャッパー的には、現状2頭には甲乙つけられないということか。 G2神戸新聞杯3着、G1菊花賞2着で収得賞金3150万円のサトノノブレス。 G3札幌2歳2着で収得賞金2850万円のラウンドワールド。
収得賞金はほぼ互角でも重賞実績的にはサトノノブレスに分があるように思える。けれどサトノノブレス、ラウンドワールド両方の主戦だった岩田騎手はラウンドワールドに騎乗する。仮に騎乗馬選択が岩田騎手に委ねられていたとしたら、そこには何らかの理由があったことになる。強さか、将来性か、お付き合いか? 本当のところはわからないけれど、馬券購入者にとっては強さで選んだと思い込みたいところ。菊花賞2着のサトノノブレスよりも朝日CC10着のラウンドワールドの方が強いから騎乗すると。
とはいえ、サトノノブレスに騎乗するのは天下の外国人騎手のルメール。池江厩舎だし、それなりの自信があるからルメールに依頼したと考えたくもなる。金杯でもベリーに依頼してオーシャンブルーを1着させたばかりだし。
父のみならず母父トニービンまでもいっしょで、同じ世代、同じハンデで同じ父&母父の馬を、デキ以外で検討するとなるともはや騎手の腕しかない。実際、予想人気でも今のところ1人気サトノノブレス、4人気ラウンドワールドだ。昨秋の実績評価かルメールの腕を評価か、その両方か?
単純に岩田が選んだラウンドワールドの勝ち! としたいけれど、どうなんだろう……っていうか岩田騎手には本当に選択権があったのだろうか? あーそこんとこが知りたい!
ところで・・・
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かしわでちょうほう
競馬専門誌・競馬王の元本紙予想担当。今は競馬王その他にて、変な立ち位置や変な隙間を見つけて、競馬の予想のようなものを展開中のニギニギ系。 著書はなし。最新刊「グラサン師匠の鉄板競馬 最前線で異彩を放つ看板予想家の鉄板録」に再び間借りして、4年ぶりに全重賞・根多の大百科的なものを執筆。