2014年01月17日(金) 12:00 17
◆京成杯は大崩れのなさそうなキングズオブザサン中心に
寒い日が続きますね~。
最近、肩と首周りにカイロを貼る日々なのですが、熱が冷めたそのカイロを衣服からはがす瞬間、(歳をとってきたなぁ~)と、切ないほど感じます。また母乳を与えているママさん方から話しは聞いていましたが、ビックリするほど髪の毛が抜ける、抜ける…。
掃除をしてもしても落ちている我が毛を拾いながら、これまた、(子供を産み育てるとは、自分の肉や骨を削って命を繋げていくことなのだなぁ~)と感じました。極端ですが、なんだか漫画のアンパンマンとかさなるところがあるようにも思えました…。
さて話は変わり、先週行われたシンザン記念ですが、ミッキーアイルの逃げ切り勝利でしたね。道中、浜中騎手が絶妙なペースで逃げる展開となりましたが、やはりまだまだスピードのみに頼っての内容ですし、最後ウインフルブルームにつめよられていた点も気になりました。
もちろん時計を考えても能力があるのは確かなのですが、今後、絶対的な信頼がおけるか?と問われると、課題がないとは言えなさそうな気も正直しました。
一方、2着となったウインフルブルームですが、最後の直線、一完歩・一完歩、差を詰めてくる走りには、力を感じるものでした。
鞍上の和田騎手が手の内にいれている馬ですし、ササル面も解消されつつありレース振りも安定しているだけに、今後も大崩れない走りが期待できそうな気がします。
負けはしましたが、勝ち馬とは逆で、内容としては収穫があったようにも思えるものでした。
さぁそして今週の京成杯ですが、中心はキングズオブザサン。
この馬に騎乗した全ての騎手がレースセンスとスタートセンスの良さを絶賛していた様子。
輸送も問題ないとのことで、中山も経験済み。
この3戦を見る限り、レースを最後まで諦めないですし、力のいる今の中山の馬場もこの馬向き。よって大崩れはないような気がします。
それでは皆さん、また来週お逢いしましょう。
ホソジュンでしたぁ。
細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。