2014年01月29日(水) 18:00
◆常識的には1年8か月ぶりでのオープンは厳しいだろうが…
屈腱炎から復活した馬といえば、どの馬を思い浮かべるだろうか。有名なところでは幹細胞移植手術を受けて復帰後にJCダートなどGIを3勝したカネヒキリ。また昨年はウインバリアシオンが左前浅屈腱炎から約1年半の休養を経て戦線復帰し、金鯱賞3着→有馬記念2着と見事なカムバックを遂げた。
一方で、アルフレード、グランデッツァなどは復帰初戦で惨たんたる結果に…。不治の病といわれるこの病気を克服するのは、やはり簡単なことではない。
「ウチのは早い段階で見つけられたから、それがよかった」とは、ウインバリアシオンの松永昌調教師。この馬が走る時、トレーナーはゴール入線後の止まる時の動作、上がってきた時の脚元をチェックして、何事もなさそうだと分かると心底ホッとするという。
「昔はちょっと脚元に気になるところがあっても、イケイケで使っていたところもあった。ただ、今は調教する側の意識も変わってきたし、治療技術も進歩した。その辺も大きいんじゃないかな」
昨年12月から新しくなった栗東トレセンの診療所で・・・
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東京スポーツ
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