短距離路線の新星となるか、レディオブオペラの半弟センターポイント

2014年02月05日(水) 12:00


エイシンペペラッツ(牡 栗東・田所秀孝 父フレンチデピュティ、母エーシンマイスター)

 母エーシンマイスターは未勝利馬だが、その半兄にエイシンデピュティ(08年宝塚記念-GI、08年金鯱賞-GIIなど重賞4勝)、エーシンダードマン(07年菊花賞-GI・4着)がいる良血。本馬の父はフレンチデピュティなので、エイシンデピュティとは4分の3同血(父が同じで母が親子)の関係となる。母の父に入るのがタイキシャトルなので素軽さは保てるだろう。母はHalo、Nijinsky、Mr.Prospectorを併せ持つので繁殖牝馬として期待できる。芝向きのマイラー。

センターポイント(牡 栗東・荒川義之 父コマンズ、母レディミドルトン)

 半姉レディオブオペラ(父Singspiel)は先週のシルクロードS(GIII)で2着。500万下から4連勝し、単勝1.6倍の断然人気に推されたものの、ストレイトガールの末脚に屈した。中2週で馬体重が14kg減り、完調とはいえないなかで健闘しているので、いずれは重賞を勝てるだろう。本馬の父は・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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