※本日は共同通信杯、東京新聞杯、クイーンCの見どころも更新しております。下部のバックナンバーよりご覧ください。

　今年の京都記念には現役最強牝馬ジェンティルドンナが登場。実績的にまず負けられないところだが、京都を得意とするトーセンラーや上がり馬ラキシス、アンコイルドなどもエントリーし大物食いを狙う。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

　ジェンティルドンナ(牝5、栗東・石坂正厩舎)は昨年はドバイからの始動となったが、今年はこのレースから。実績的に抜けていて、ここは負けられないレースだろう。

　トーセンラー(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)はマイルCSでGIを初制覇。マイルに距離を短縮して結果が出た形だが、昨年のこのレースを制しているように距離は全く問題ない。得意の京都コースで大物食いを狙う。

　その他、昨年の京都大賞典を勝ったヒットザターゲット(牡6、栗東・加藤敬二厩舎)、エリザベス女王杯2着のラキシス(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)、昨秋は天皇賞で4着と好走したアンコイルド(牡5、栗東・矢作芳人厩舎)なども出走を予定している。発走は15時35分。

【データ分析/過去10年】

人気…1番人気が連対率80%と圧倒的。平均配当でも単勝で530円、馬連で1320円と堅い傾向。

脚質…逃げが連対率0%、追い込みが連対率5%と極端な脚質は苦戦しそう。

◆ジェンティルドンナ

・陣営コメント/石坂調教師

「前走(ジャパンC1着)のあとは放牧に出してリフレッシュさせていました。ドバイ遠征を視野に、ここから始動と決まったので、約ひと月前に帰厩させて乗り込んできましたが、ここまでは順調ですね。1週前追い切りもさすがという動きを見せてくれていますし、体調面も不安なく来ています。当週は終い重点にやれば態勢は整うでしょう」

・一週前調教診断/井内利彰
　昨年同様、ドバイ遠征を目標としているが、ジャパンCから直接出走となった昨年とは違い、今年は京都記念を叩いてからの遠征。ノーザンFしがらきから栗東に帰厩したのは、1月9日なので、早い時期からレースに備えた調整を行っている。
　ただ、追い切り本数に関しては・・・