ツキが回ってきたベストウォーリア/トレセン発秘話

2014年02月19日(水) 18:00


◆中1週でのGI挑戦には石坂調教師も「さすがにしんどい面はあるやろね」と正直に話しているが…

 ツイてない馬――。昨秋からのベストウォーリアに対しては、そういう思いしか抱いていなかった。

 昨年11月のGIII武蔵野Sでは手応え十分に直線に向くも、前が壁になって0秒1差の3着惜敗。ここで賞金を加算できなかったことでJCダートへの道は閉ざされた。仮にスムーズな競馬ができていたなら、逆転していたかもしれない武蔵野Sの覇者ベルシャザールがご存じのようにJCダートを優勝している。

 それだけではない。今年初戦に予定していたGIII根岸Sも補欠1番手で除外。ここも武蔵野Sで負かしているゴールスキー(4着)が優勝している。

 根岸Sを除外になって仕方なく翌週のオープン特別(すばるS)に向かったわけだが、GIIIで除外になるぐらいの賞金では、たとえ勝ってもフェブラリーSの出走は本来なら厳しい。武蔵野Sのちょっとした仕掛けの遅れが、この馬の競走生活を狂わせてしまった…と思っていたのだ。

 ところがビックリ・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

関連サイト:競馬トウスポWeb

新着コラム

コラムを探す