2014年02月19日(水) 18:00
◆寺島助手は「やっぱりすごい馬です」と興奮気味だった。ただ、よくよく聞くと…
次開催(中山、阪神)からクラシック第1弾となる桜花賞&皐月賞のトライアルシーズンに突入する。素質はありながらも未勝利でまだくすぶっている馬や、体質が弱くて仕上げに手間取っている未デビューの馬には今週あたりが“締め切りギリギリ”。無事に勝ち上がって「トライアル→本番」といきたいところ。それだけに、ここにきての雪の影響による開催順延や新馬戦の除外ラッシュは気をもむ要素。前者は天災だけにどうしようもないが、後者は関係者の努力でもう少し緩和できそうなことだけに…。
「関東は毎年同じ時期に同じような状況に陥っとるやんか。もう少し違うことをして、改善しようとはならんのか」とは栗東の某調教師。美浦には美浦の事情もあるのだろうが、新馬戦の除外ラッシュに関しては、何か一石を投じるようなアクションを起こしてほしいものだ。
3歳世代が好調な松田国厩舎にも切羽詰まった状況の馬がいる。ファーガソン(牡=父マンハッタンカフェ、母シェアエレガンス)は全兄に天皇賞(春)馬ヒルノダムールがいる血統馬。早くから松田国調教師も素質の高さにお墨付きを与えており、POGで上位指名した記者もいたほどだ。
昨夏に入厩し、ゲート試験をパス。放牧を挟んだ秋口に予定していたデビューのまさに直前で挫石のため放牧へ。これが尾を引いてなかなか栗東に戻れずにいた。
その後に、この馬の動向を聞けたのは、暮れの阪神競馬場で取材していた際・・・
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2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。 関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして競馬評論家・井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。 関連サイト:競馬トウスポWeb