2014年02月21日(金) 18:00
◆注目すべき2つの「タイプ」
花や星座などJRAさんのレース名には心が穏やかになるものが多いなあといつも思います。 ただ施行時期が移ることで“ん?”となる場合もあるんですね。ダイヤモンドSもそのひとつでしょうか。 誕生石に基づき4月に実施されていたということですがいまは最も寒い季節です。 きれいなもの、キラキラするレース名は時期を尊重していただくともっと素敵かもしれません。
天皇賞(春)は古馬の王道であり超一流馬が顔をそろえる。 長距離戦への適性以上にいかに折り合い瞬発力を生かすことができるか。 カテゴリーが明確になり競走馬のスピード化が著しい現代においてはよりその傾向が顕著なように思う。 ダイヤモンドSのような長丁場の重賞は持久戦への適性を本質的に備えているか否かを問われる場ではないだろうか。
(1)前向きな気性をなだめられながらスピードを持続する。 (2)騎手のこぶしに促されて平均的に長く脚を使う。
メンバー構成や時期的な馬場状態を考慮すればこのふたつのいずれかに長けているタイプに注目する必要がありそうだ。
今年のメンバーでいえば(1)の代表格がタニノエポレット。(2)はアドマイヤバラード。個人的にそう捉えている。
中心に推すのは・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
藤村和彦「重賞レース研究」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
藤村和彦
1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。