2014年03月05日(水) 12:00
【3歳】
母アーリントンガールは中央未勝利に終わったものの、母の父は名種牡馬Miswaki、2代母エイシンテネシーはマーベラスクラウン、ネーハイシーザーを相手に金杯・西(GIII)を勝った名牝。ポテンシャルの高さを感じさせる繁殖牝馬なので配合次第では大物を出す可能性があると思われる。母の2代前にはMr.ProspectorとVice Regentが並んでいるが、これはVice Regentを持つダイワメジャー産駒の出世頭アミカブルナンバー(現OP)の母の父Silver Deputyと同じなので注目したい。本馬は硬質なスピード血統が集められているので、アミカブルナンバーと同じく芝1400〜1600mで本領を発揮するだろう。
12年9月のキーンランドセプテンバーセールにおいて株式会社栄進堂が40万ドル(当時邦貨で約3100万円)で落札した。母Rutherienneは・・・
続きはプレミアムサービス登録でご覧になれます。
登録済みの方はこちらからログイン
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
栗山求「新着POG馬紹介」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
栗山求
68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG