フィリーズレビュー、阪神JF組と1勝馬それぞれの取捨は?

2014年03月14日(金) 18:00


◆意外と逃げ粘りがきかないフィリーズレビュー

 フィリーズレビューはなんだかんだで阪神JF組が強いレース。ただ、「阪神JFを好走してきてここでも人気だが好走してくれる」か「阪神JFで大敗したが、今回は勝ち負けはともかくとして好配当」のどちらかが好ましいのに対し、今回のホウライアキコは人気になる立場。馬券的にはおいしくないという気分になる。

 ただ、今回は阪神JFに比べてぐっと相手は弱くなるし、その阪神JFにしても0.4秒差。もちろん無視はできない存在だ。

 さらに扱いに悩むのが、朝日杯を選択し10着だったベルカント。今回はおあつらえむけの最内枠を引いたのでまた逃げるだろうが・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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