「豪州遠征」ハナズゴール前哨戦の心配事/トレセン発秘話

2014年03月20日(木) 18:00


◆加藤士津八助手「コンディションを崩すことなく順調にきました」

 当欄のタイトルにはふさわしくないのかもしれないが、今回は海外遠征中のハナズゴールについて少々記してみたい。

 同馬は現在、オーストラリア・シドニー近郊のランドウィック競馬場(ジョン・シェアー厩舎)で、今週土曜(22日)に行われるG1クールモアクラシック(ローズヒルガーデンズ競馬場・芝1500メートル(牝))に向けて調整中。最大目標は次走に予定する世界最高賞金(2億7000万円)のマイル戦=G1ドンカスターマイルHだが…。1着賞金6000万円足らずの前哨戦にも帯同する加藤士津八助手が「それなりの勝負を」と力が入るのには、今年からある規定が変更されたことが関係する。

 実は昨年までJRAからは海外遠征の補助金が支給されていたが、今年になってそれが廃止。個人オーナーにとって海外は非常にリスキーなものに姿を変えた。前哨戦でも試走に徹するわけにはいかず、遠征費を稼ぐ必要性も生じてきたのだ。さて、気になる・・・

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