2014年03月24日(月) 18:00
※本日は日経賞、マーチS、毎日杯の見どころも更新しております。下部のバックナンバーよりご覧ください。
春のスプリント王決定戦・高松宮記念。今年はロードカナロアが抜けた分やや小粒のメンバー構成となるが、巻き返しを期すハクサンムーンや勢いに乗るストレイトガール、スマートオリオン、初のスプリント戦となるコパノリチャード、古豪・マジンプロスパーなど多彩なメンバーが揃って馬券検討が楽しみなレースとなりそう。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
ハクサンムーン(牡5、栗東・西園正都厩舎)は昨秋のセントウルSでロードカナロアを下し、スプリンターズSではそのロードカナロアに敗れはしたものの2着に入線して、今のスプリント戦線ではトップクラスのスピードがあることを示した。前走のオーシャンSでは休み明けの分か惨敗を喫してしまったが、一叩きされたここは巻き返しを期待したいところだ。
ストレイトガール(牝5、栗東・藤原英昭厩舎)は3走前のキーンランドCでフォーエバーマークの逃げ切りを許してしまったが、それ以外はここ7戦で6勝。特に前走では断然人気に支持されたレディオブオペラに完勝。正に勢いに乗ってのGI初挑戦となり、この勢いのままに戴冠を狙う。
スマートオリオン(牡4、美浦・鹿戸雄一厩舎)の前走は内伸び馬場で最内枠、逃げ馬のポケットでの競馬と完全に嵌った感はあるが、あれができるのは安定した先行力と馬の後ろで溜められる器用さがあるからこそ。フラットな条件でどこまでやれるか、ここが試金石となる。
マジンプロスパー(牡7、栗東・中尾秀正厩舎)はもう7歳になるし、ここのところ勝ち星がないが、今回のメンバーで得意の中京コースならチャンスが巡ってきたと言っても良いだろう。長らくスプリント戦線で一線級を張ってきた実績馬の初戴冠は十分にある場面。
その他、勢いが止まってしまったがスピードは十分のレディオブオペラ(牝4、栗東・白井寿昭厩舎)、1400mからの距離短縮が鍵もむしろ良い方向に出る可能性があるコパノリチャード(牡4、栗東・宮徹厩舎)、ダートで頭打ちも芝のスプリントで新味が期待できそうなエーシントップ(牡4、栗東・西園正都厩舎)、昨年は惜しい4着だったサクラゴスペル(牡6、美浦・尾関知人厩舎)などもチャンス十分。発走は15時40分。
【データ分析/過去10年】
人気…中京競馬場で行われた過去9回(改装前含む)は1人気が・・・
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