2014年03月25日(火) 12:00
◆勝率で他の年齢を圧倒している5歳馬
高松宮記念は5歳馬がやたらと強く、4歳馬がやけに弱いレースである。
3月末に行われるようになった2000年以降の年齢別成績は以下の通り。
年齢 着度数 勝率 複勝率 単回収率 複回収率 4歳 1- 2- 3- 53/ 59 1.7% 10.2% 11 71 5歳 9- 6- 4- 48/ 67 13.4% 28.4% 81 102 6歳 2- 5- 4- 52/ 63 3.2% 17.5% 33 42 7歳 1- 1- 2- 31/ 35 2.9% 11.4% 10 74 8歳 1- 0- 1- 15/ 17 5.9% 11.8% 26 20
年齢 着度数 勝率 複勝率 単回収率 複回収率
4歳 1- 2- 3- 53/ 59 1.7% 10.2% 11 71
5歳 9- 6- 4- 48/ 67 13.4% 28.4% 81 102
6歳 2- 5- 4- 52/ 63 3.2% 17.5% 33 42
7歳 1- 1- 2- 31/ 35 2.9% 11.4% 10 74
8歳 1- 0- 1- 15/ 17 5.9% 11.8% 26 20
5歳馬は勝率で他の年齢を圧倒しており、複回収率はプラスとなっている。単回収率もベタ買いできるレベルではないものの、他の年齢が低すぎるのでそれに比べると圧倒的に優秀だ。
ではこの回収率は、勝率や複勝率の高さによって成り立っているのか、それとも人気薄馬が激走したためなのか、どちらだろうか?
結論としては・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。