近親に活躍馬が並ぶトーセンペンタゴン

2014年03月26日(水) 12:00 10


【2歳】

トーセンペンタゴン(牡 美浦・菅原泰夫 父シンボリクリスエス、母トーセンキャッスル)

 母トーセンキャッスルは現役時代にダート1000mで1勝を挙げた下級条件馬だったが、その半姉エアパスカルはチューリップ賞(GIII)の勝ち馬で、半弟カルドブレッサは中山金杯(GIII)で2着となった。2代母ラフィカはブラックタキシード(99年セントライト記念-GII)の全妹。近親に活躍馬が途切れず並んでおり、良質な資質が伝わっていることをうかがわせる。本馬は「シンボリクリスエス×フレンチデピュティ」という組み合わせ。出走5頭中3頭が勝ち上がり、そのなかにはブランネージュ(14年チューリップ賞-GIII・4着)、エクスパーシヴ(13年フラワーC-GIII・4着)が含まれている。芝・ダート兼用のマイラーだろう。

【3歳】

キングナポレオン(牡 栗東・矢作芳人 父ディープインパクト、母アイルドフランス)

 母アイルドフランスはダイヤモンドビコー(重賞4勝)の半姉で・・・

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栗山求

68年生まれ。血統専門誌『週刊競馬通信』の編集長を務めたあと97年からフリー。現在は血統関係を中心に雑誌・ネットで執筆活動を展開中。 関連サイト:栗山求の血統BLOG

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