高松宮記念の穴馬はこのコースの実績馬を狙え!

2014年03月27日(木) 18:00


◆中京芝1200mはこのコースと実は似ている

担当編集者(以下、編) 石橋さん、新刊の執筆お疲れさまでした。

石橋 武(以下、石) こちらこそいろいろとありがとうございました。お疲れ様でした。ようやく一段落しました(笑)。

編 そうですね。かなり大変そうでしたから(笑)。読者の皆さんも興味があるとは思いますが、なんてったって今週末は春のG1シリーズ最初の勝負・高松宮記念がありますので。

石 そう! メンバー的にも楽しみなレースだよね。新刊についてはまた日を改めてお話できると思うし、今日は高松宮記念の話に専念しようかと。

編 はい。どちらも気になりますが、まずは目先の勝負ということで(笑)、高松宮記念のお話をがっつりとお聞きできればと。

石 もちろんです。

編 このレースって、なんか堅いイメージがあるんですけど、意外と高配当が期待できるんですよね。さっき、過去の結果を見ていて感じたんですけど。

石 ああ、堅いイメージがあるのはたぶん1番人気馬が馬券に絡むことが多いからだよね。たしか過去10年で1番人気馬が3着以内に入らなかったことって2回か3回しかないんじゃない?

編 え〜と、ええそうですね、2回だけですね。

石 それに加えて2番人気馬、3番人気馬も順当に馬券に絡むことが多いから、たしかに堅い印象はあると思うよ。一昨年なんかは1〜3人気で堅く収まっているしね。

編 じゃあ、さっき僕が言った高配当が出ているというのは……。

石 うん、実際に何度も10万以上の馬券が出ているし、期待できるのは間違いない。つまり荒れるパターンが決まっていて、人気馬が順当に上位に走ってくるなかで、そこに人気薄が割って入ってくるという構図なんだよね。

編 ああ、たしかにそうですね。その人気薄がふたケタ人気馬であれば10万クラスの馬券になって、ひとケタ人気の後半だとそこそこついたな〜という配当になると。

石 そうそう。だからこのレースは穴馬さえちゃんと見極められればわりと簡単に高配当が当てられるんだよね。

編 そりゃ、石橋さんにとっては簡単でしょうけどねぇ(笑)。先週のスポーツマスターでは重賞全部当たってますし。

石 いや、阪神大賞典は配信しなかったから(笑)。

編 全部みたいなもんでしょ(笑)。ファルコンSもきっちりと人気薄のアルマエルナト(11人気)が激走してくれて3連単47,980円と好配当ゲットでしたし。あ、まさにファルコンSみたいなことですよね。人気馬が走っても穴馬ひとつでいい配当がゲットできるというのは。

石 ああ、そうだね。先週も1、2番人気のワンツーだったからね。そう、そんな感じで穴馬を見つければいいんだって。

編 だから僕らにとってはそれが難しいんですって(笑)。ちなみに現時点では、石橋さんはどの馬に目をつけているんですか?

石 ん〜と、まずは・・・

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石橋武

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1964年東京生まれ。2012年12月『単勝二頭流』(東邦出版・発行)で、競馬本作家としてデビュー。パチンコからパチスロ、麻雀、競馬、競艇、競輪、果ては株や先物取引、FXまで手広く(?)手がける根っからのギャンブラー。一時期、競馬から遠ざかったこともあったが、3連単の発売を機に復帰。現在は、最も儲かるという競馬を主戦場に選んでいる。独自の理論「単勝二頭流」の構築後も、さらなる飛躍を目指して切磋琢磨する日々。

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