2014年04月09日(水) 18:00 23
◆偉大なる先輩ブエナビスタとの感触の差は、追い切りで見せる動きによるところが大きい
ハープスターに向けられる底知れない期待感の源とは何なのか? 末脚にフォーカスを当てればディープインパクト、オルフェーヴルなど、上はいくらでもいる。まして2歳女王決定戦・阪神JFで不覚にも敗れており、完璧な戦績を残しているわけでもない。
牝馬が牡馬を打ち破るケースも珍しくなくなった今、牝馬の“怪物感”に重要な役割を担っているのは、情報を発信する側が受ける「かつてない感触」にあるのではないかと思う。
ハープスターのデビュー戦は勝ちこそしたが、松田博資調教師は「あそこまで動けるとは思っていなかった」と振り返る。ちなみにブエナビスタのデビュー戦(3着)直前は、アンライバルド、リーチザクラウンといった強豪が出走を表明していたにもかかわらず「何がきても恥ずかしい競馬はしない」と強気に振る舞っていた。
偉大なる先輩ブエナビスタとの感触の差は、追い切りで見せる動きによるところが大きいと思われる。ブエナビスタは・・・