2014年04月16日(水) 18:00 6
◆昆師「スピードとパワーを兼ね備えたこういう種牡馬の産駒は今の中山の馬場なんてもってこいだろう」
トライアルで優先出走権を取ったわけではない「純粋な1勝馬」が抽選なしで2頭(クリノカンパニー、コウエイワンマン)も出走できる今年の皐月賞はかなりのレアケースだろう。当初は大混戦だからこそ、ボーダーラインが例年以上に高くなると言われていたのだが、一体どうしてこんな事態が起こったのか?
「勝ち上がった馬にディープインパクト産駒が多かったからじゃないのか」とは昆調教師。いわく「ディープ産駒は新馬で強い勝ち方をしても、その後に伸び悩む馬が案外多い。馬場が悪かったら結果を出せない馬もまた多いし、その辺はサンデーサイレンス産駒とは違って、ちょっと物足りない面だよな。特にこの時期の中山の芝なんてディープ(産駒)にはあまり良くないだろうから」。
先週は妙に時計が速かった中山芝だが・・・