2014年04月26日(土) 18:00
◆今年はオークスに繋がりそうな一戦
京都のマイラーズCも、夕刻の香港のエピファネイア、アンコイルドも見逃せないが、オークスの馬券展望を考えるとこのフローラSは最重要なレースになる可能性が高い。
噂されるように、桜花賞2着のレッドリヴェールが日本ダービーに挑戦するとなると、ハープスターのオークスの相手、さらには3着馬は、桜花賞の3着以下の上位馬ではなく、このフローラSから生まれると思えるからである。
前回のクイーンCは、確かに早めに抜け出したフォーエバーモアにはまだ余力は認められたものの、馬群をさばくのに手間取り、坂上から猛追したマジックタイムは、脚を余した印象が強い。東京コース向きは明らかであり、距離2000mへの延長もプラスだろう。ブライアンズタイム産駒の母は、03年のこのレースをハナ差2着。大外18番枠の不利を克服し、2分00秒6で乗り切っている。敢えて桜花賞には向かわず、オークスに向けて充電したローテーションは正解だろう。活力にあふれる素晴らしい動きをみせた。
相手筆頭としたいムードスウィングスは・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。