美浦坂路の“進化”が思わぬ穴馬生む/トレセン発秘話

2014年05月08日(木) 18:00


◆ショウナンラグーンの青葉賞制覇にはこんな解釈も…

 3日の青葉賞は出来過ぎたドラマのような結末だった。勝ったのは来年2月で定年を迎える大久保洋吉調教師の管理馬ショウナンラグーン。つまりクラシックのラストチャンスに、キュウ舎ゆかりの血統馬(5冠牝馬メジロドーベルの孫)が出走権をつかんだ。そのダービー切符、劇的といえばあまりに劇的だ。もしや、人間の熱い気持ちがサラブレッドを奮い立たせた? そんなオカルト的な解釈も十分できそうだが…。

 この劇走、宴会野郎はあくまでドライに捉えたい。背景のひとつは、恐らく長丁場を得意とする“メジロの血”。祖母ドーベルもじっくりタメて直線ズドンのタイプだったが、東京2400メートルという舞台設定が過去にない切れを同馬から引き出したことは想像に難くない。ただ、それと同時に見逃せないのが・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

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